2011年12月25日日曜日

味噌坐 玉響

湯島の近く、池之端の裏路地に完成した店です。
元は草履屋さんでしたが、あの震災の直後に出て行ってしまったのでしょうか。
最初にここを訪れたときは倒れたタンス、ひび割れ竹小舞が見えてしまっている漆喰の壁等燦々たる状態でした。
けれども、ずっと大切に暮らしていらっしゃったのでしょう。
建具や柱等、非常に綺麗に年月を重ねていました。
1階の元店舗部分と元台所、元風呂場を厨房とし、それ以外の部分はなるべく元の状態に。
二階は一部床を抜き、吹き抜けとしました。
厨房内には「おくどさん」、同様に漆喰で仕上げた囲炉裏を。











































































2011年11月11日金曜日

Wurstlecker/ヴルストレッカー

宮崎市街の商業施設「カリーノ宮崎」その裏通りです。
一帯は駐車場でしたので人の滞留は無かった場所。
この裏通りを活性化するには、ある一つの店の力では不足です。
20坪という区画を面白い飲食店にするのではなく、20坪の公園にホットドッグの屋台があるという形です。
もちろん空調もありませんし、屋根はありますが雨風も吹き込む空間にあえてしてしまったのです。
販売されるソーセージは、ドイツからマイスターを招き指導を得た上で、、宮崎の畜産物により宮崎で生産されます。
街角に現れたドイツのインビスは、どのように人々に使われていくのか、非常に興味の沸くところです。































































































2011年8月15日月曜日

BRASSERIE LE ZINC/ブラッスリー・ザン

神田の鍛治町、長屋の元居酒屋があった物件は、お世辞にも「古民家」と言えるような趣きある建物ではありません。
しかし店としてうまく使えそうでした。
「古いから良い」のではなくて「古くても使えるのが良い」のです。
建物は使われてこそ価値が出るもの、さらにその潜在価値は使われ方によって発揮されるはずです。
見るに耐えない長屋は、ザンになって新たな命を吹き込まれたと思います。
実際、沢山の方がこの店で楽しんでいってくれるようになりましたから。






































































2011年5月16日月曜日

釜焼鳥 嬉音/うれしね

いままで宮崎では味わえない鳥料理の店ができました。
オーナーが目指したのは「香川のもも焼き」です。
宮崎と言えば地鶏を思い浮かべますし、実際鳥料理の店は星の数ほどあります。
けれども逆に考えれば、それだけ鳥に慣れ親しんだ土地でもあるはず。
当初は、この宮崎に新たな鳥の店というのを不安に思った部分もありました。
けれども春の開店以来、宮崎を訪問する度に寄りますが多くの方に愛される店になってもらえたようです。
やはり宮崎の方達、鳥が大好きなようです。
























































































2011年2月28日月曜日

フリホーレス 六本木店

2009年に、麻布十番にオープンしたフリホーレスは、おかげ様で好評です。
第2弾は六本木ピラミデという商業施設のインショップです。
3面がガラス張りという麻布十番とは正反対の立地ですが、ここでもフリホーレスのブリトーは好評です。