2011年12月25日日曜日

味噌坐 玉響

湯島の近く、池之端の裏路地に完成した店です。
元は草履屋さんでしたが、あの震災の直後に出て行ってしまったのでしょうか。
最初にここを訪れたときは倒れたタンス、ひび割れ竹小舞が見えてしまっている漆喰の壁等燦々たる状態でした。
けれども、ずっと大切に暮らしていらっしゃったのでしょう。
建具や柱等、非常に綺麗に年月を重ねていました。
1階の元店舗部分と元台所、元風呂場を厨房とし、それ以外の部分はなるべく元の状態に。
二階は一部床を抜き、吹き抜けとしました。
厨房内には「おくどさん」、同様に漆喰で仕上げた囲炉裏を。