フランスの大衆酒場をイメージしています。
もしもカテゴリーに入れるならばブラッスリーでしょうか。
「J」型のカウンターはトラバーチンを使用しました。
ところどころに巣穴がある石なので、本来ならば大理石を使った方が良いとも言えますが、この独特の質感がまた良いのです。
本当はイラン産の赤いトラバーチンを使いたかったのです。
赤いトラバーチンというと、アルドロッシがデザインした福岡の「ホテルイルパラッツォ」が印象に残っています。
丁度良いスラブ材が入手できなかった為、クリーム色に変更しました。
R型の階段を上がると二階はテーブル席です。
ファサード側、僅かですが吹き抜けに。
私が最初にイメージした外装(ビストロ的かも)よりも遥かにラフになって、良い感じになったではありませんか。